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スピード指数の長所と短所を挙げてみるとしましょう。
いいことばかり書いてきましたが、やはりスピード指数にも短所はあります。スピード指数は競走馬が全力で走ったということを前提としているので、スローペースで上がりだけの勝負になった場合、いわゆる脚を余したということが発生します。こうなると競走馬の能力をそのまま表すことができません。この場合は上がりの時計を見て、そのクラスにふさわしいものかを判断する必要があります。また、極端なハイペースになった場合は異常にスピード指数が高くなるときがあります。これらは馬柱だけではわからないので、レースの内容を吟味・検証をしなければいけません。
その代わりといってはなんですが、長所はかなり強調できます。(^^♪
(1)異なる競馬場、異なる距離で走ったタイムをスピード指数で比較できる。
(2)短距離レースではスローペースになるということは考えられないのでスピード指数の信頼性が高くなる。
(3)レースの行われた日のトラック変数を見ることで、時計の出やすい馬場だったのかどうかがわかる。
と、いうところでしょうか。アンドリュー・ベイヤー氏も著書の「勝ち馬を探せ!!」(原題、PICKING WINNERS)の中で、「スピード指数はあくまでも道具である」と述べている。少々引用してみると・・・
スピードハンデキャッピングに目覚めた人がほとんどそうであるように、僕もその落とし穴にはまってしまった。自分のはじき出した指数にうっとりしてしまい、根本的にふまえておくことを無視してしまったのだ。指数を”福音”として考え、今までどのようなレースをしたかを知るためではなく、今回どんなレースをするかを指数に決めさせてしまったのだった。道具として使わないで、決定権を与えたのだ。指数は魔法でも、絶対確実なものでもない。
引用内に登場するスピードハンデキャッピングとは、スピード指数を有効に利用し勝ち馬を検討する予想法という意味です。上記の引用をわたくしなりに解釈すると、スピード指数は過去の走破タイムを数値に置き換えたものなので、「この馬は今回も同じくらいのスピード指数で走れれば勝ち負けになるだろう。」というような、考えが必要なのでしょう。機械的に高いスピード指数の馬に賭け続けてもプラスにはなり得ないことをアンドリュー・ベイヤー氏は述べていますし、わたくしも長年の経験からまったくその通りだと思います。
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