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2003年の改装で生まれ変わった東京競馬場ダートコース。 1周1899mゴール前直線が501.6mといずれもスケールが大きくなりました。コースレイアウトは改装前とあまり変わらないものの、中身は全く異なる競馬場に変身。過去のデータを見るうえで注意したいところです。また、幅員が広いので競走馬の能力がストレートに反映されるコースと言えるでしょう。新設距離として1300mと2400mが誕生。1700mと2300mは廃止となりました。
この1300mという距離のレース。 余談ですが地方競馬場で、この距離が施行されているのは、浦和と高知のみ。 1300m戦の検討をするときは他競馬場の1200m、1400m戦の成績を参考にすべきかもしれません。
東京競馬場コース平面図(新しいウィンドウが開きます)
東京競馬場ダートコース高低断面図(新しいウィンドウが開きます) 上記2画像はJRAよりお借りしました。
良馬場距離別平均勝ちタイム(2003〜2006) ※レース数が少ない箇所は割愛しております。
| クラス |
1300m |
1400m |
1600m |
2100m |
| 500万下 |
1.19.3 |
1.25.9 |
1.38.7 |
2.13.4 |
| 1000万下 |
1.18.5 |
1.24.6 |
1.37.8 |
2.12.2 |
| 1600万下 |
- |
1.23.9 |
1.36.8 |
2.11.7 |
| オープン |
- |
1.23.3 |
1.35.8 |
2.09.5 |
距離別・脚質別連対率(%)
| 距離 |
逃げ |
先行 |
差し |
追込 |
| 1300m |
19.7 |
39.4 |
32.3 |
8.6 |
| 1400m |
17.9 |
45.5 |
30.5 |
6.1 |
| 1600m |
11.4 |
40.9 |
35.5 |
12.2 |
| 2100m |
20.4 |
44.9 |
26.5 |
8.2 |
起伏などの特徴
東京名物、日本最長の501.6mの直線を持つコース。ゴールから向こう正面中間までは緩やかな下りが続きます。その後、小さな山を登って下り、3コーナー中間から4コーナーが当コースで最も低い場所となります。そして、ゴール前直線は280mで2.4mを駆け上がるという急坂があり、最後は200mほど平坦な道のりです。
東京競馬場でのレースでは、3コーナー付近の下り坂で加速する場合が多く、その後に坂のある長い直線が待ち受けているため、相当なスタミナを要求されることが多くなります。したがって、全体的に時計がかかるコースです。また、改修前に行われていた1200m戦ですが、最初のコーナーまでの進入距離が短くスムーズさを欠くといった点を考慮して廃止され、替わりに1300m戦が新設されました。
1300m戦の傾向
1300m戦は、スタートしてから最初のコーナーまで342mあります。位置取りが決まるには微妙な距離で、3コーナー付近まではハイペースになりやすいコースです。と同時に、内枠は多少ごちゃつくようで、これは短距離戦では不利になると言えましょう。その後、長い直線があるので、短距離戦と言えどもスピードとスタミナを兼ね備えた馬でないと、厳しいコースと言えます。
1200m戦では内枠が有利だったのですが、1300m戦では上記の理由により、外枠で先行できる馬が有利です。
1400m戦の傾向
スタート地点は2コーナーから向こう正面に入ったところ。スタート後は、多少起伏があるものの、ほぼ平坦な向こう正面を走ることになるので前半はハイペースになりがちです。そんなわけで、逃げ馬の連対率が1300m戦よりも落ちているのがうなずけます(上表参考)。そして、最後は底力勝負で、上がりの時計がかかるのが一般的です。外枠で先行できる馬がレースをしやすいコースと言えます。
1600m戦の傾向
スタート地点は、引き込み線の芝の上。スタート後、内枠と外枠では芝の上を走る距離がかなり異なるので、芝の上をたくさん走ることのできる外枠が有利と思われがちですが、データの上ではどの枠もそれほど有利不利は見受けられません。淡々とした流れになりやすく、力のある馬がその能力を発揮しやすいコースと言えます。
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