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大井競馬場の前身は羽田空港近くの埋立地にあった羽田競馬場。現在の住所で言うと「大田区羽田空港2丁目」になります(地図:緑の矢印のあたり)。1927年に開設された羽田競馬場は現在の大井競馬場と同じようなコースを持ち、1周約1600mというかなり大きな規模の競馬場でした。羽田空港が沖合いに拡張したため、上記の住所は今でこそ多摩川の河口ではあるが、競馬場のあった当時はほとんど「島」のようなものだったらしい。
そして、羽田競馬は全国最高の売上を計上!、「日本一の地方競馬場」と新聞に載るほどの盛況ぶりだったとか。しかし、軍馬資源保護法の公布とともに廃場となり、戦後現在の大井競馬場に移りました。
また、東京府(現在の東京都)には八王子にも競馬場があって、こちらも羽田と同じく1周約1600mのすばらしいコースだったようですが、軍馬資源保護法公布後は鍛錬馬場として機能。昭和24年12月を最後に大井競馬場に移されました。
当時の地方競馬は年間8日間の開催のみで正式な馬券は発売されていませんでした。しかし、「景品券」という馬券みたいなもの(現在のパチンコの景品を事務所で換金するようなものですかね?)があり、競馬ファンは結構楽しむことができたようです。しかも、1日あたり約7万人もの入場者があったそうなので、現在の中央競馬ローカル開催の入場者数よりも多いなんてびっくりです。
戦後になると、地方競馬が復興の名目で公式開催が認められるようになり、他の公営ギャンブル(競輪や競艇など)に負けず劣らず繁栄しますが、いかんせん競走馬が不足気味。そこで、オーストラリアやニュージーランドから多くの競走馬(いわゆる豪サラ)を輸入したのですが、なぜ芝競馬が盛んな国から輸入したのか?未だもって謎ではありますが、その豪サラたちは大井競馬場で活躍することになるのです。
芝コースとダートコースへ 豪サラの大活躍へ(鋭意作成中) |