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ダートレース先進国アメリカでは、これまで述べてきた事情によりダートレースが中心の競馬が行われています。では、アメリカのダートとはどのようなものなのでしょうか?
アメリカのダートは、日本と違ってローラーで押して固めているので、非常にスピードが出やすくなってます。日本のダートは「砂(いわゆるサンド)」であるのに対し、アメリカのダートは「土」。よって、芝よりもダートのほうが時計が速いのです。であるから、日本のダート最強馬をアメリカのダート戦に出走させたとしても、勝ち負けになるかどうかは不明です。こなせる馬もいれば、そうでない馬もいる、というのが答えとなるでしょう。
どこかの掲示板で「サンデーサイレンス産駒はダートもこなすのか?」という質問が書き込まれているのを見たことがあります。アメリカのダートで活躍した同馬の産駒が日本のダートで活躍するのを期待するのは当然のことです。
が、ちょっと待ってください。先ほども述べたように、スピード型のアメリカダートト、パワー型の日本ダート。同じダートでも全く質が違います。アメリカのダートはスピード型なので、むしろ日本の芝コースと相性がよかったというのは、ほとんどの人の見方です。
アメリカのダートレースの映像を見たことのある方はお気づきかも知れませんが、日本のダートレースのように砂が巻き上がるということはありません。それは、砂が浅いわけであって、9ハロン(約1800m)のダートで1分45秒台という、日本のダートでは考えられない時計が出ます。
このことからも、日本とアメリカのダートコースは質がまったく違うことがわかります。
こんなアメリカのダートコースも、初期のころには粉のようなダートコースでした。これは、スピードの出る馬場が求められた結果このようなダートコースが誕生したわけですが、このコースの欠点は「雨」に弱いことでした。雨が降るとどうなるのか?粒子が細かいため、泥沼のようなダートコースに変貌してしまうのです。
実際に雨で競馬が中止になったこともありましたし、このぬかるみの中でレースが行われることもありました。しかし、改良に改良を重ねて難題を克服し、今では少々の雨ではびくともしない状態でレースを行えるようになりました。さすが、先進国アメリカですね。
ダートレースの本場アメリカへ 
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